こんにちは!年100冊読む読書家のふーりんです。
今回は「20代のあなたに読んでほしいおすすめ小説3選!」をご紹介します。
20代の私が実際に読んで「これは友人にもぜひ勧めたい!」と思った本の中から3冊を厳選しました。
読んだ感想などぜひコメントで教えてくださいね♪
①マチネの終わりに
「マチネの終わりに」は福山雅治さん主演で映画化もされたので「名前を聞いたことがある」という方も多いのではないでしょうか。
こちらは大人の恋愛小説ですが、他の恋愛小説とは一線を画す傑作です。
恋愛を主題にしているものの、物語の随所に「世界情勢」や「人間としてどう生きるか」といったテーマが散りばめられており、教養を身に着けるのにも役立ちます。
恋愛の喜びや苦悩といった複雑な感情も美しい言葉で表現されており、恋愛小説としても至高の1冊です。
天才クラシックギタリスト・蒔野聡史と、国際ジャーナリスト・小峰洋子。四十代という“人生の暗い森”を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に、芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死などのテーマが重層的に描かれる。いつまでも作品世界に浸っていたいと思わずにはいられないロングセラー恋愛小説を文庫化!
Amazon商品紹介ページより引用
「過去は変えることができる」という言葉にはハッとさせられました。
②塩狩峠
「塩狩峠」は実話をモチーフにした作品で「人として良く生きるとはどういうことか」を考える機会を得ることができます。
作者の三浦綾子さんはクリスチャンなので、小説にも宗教色が色濃く出ていますが、信仰に関係なくぜひ読んでほしい1冊です。
本書にで描かれる愛や葛藤、自己犠牲といったテーマは宗教を超えて考えさせられるものがあります。
最後のシーンは涙無しでは読めません。私も大号泣しながら読みました。
大勢の乗客の命を救うため、雪の塩狩峠で自らの命を犠牲にした若き鉄道員の愛と信仰に貫かれた生涯を描き、人間存在の意味を問う。結納のため、札幌に向った鉄道職員永野信夫の乗った列車は、塩狩峠の頂上にさしかかった時、突然客車が離れて暴走し始めた。声もなく恐怖に怯える乗客。信夫は飛びつくようにハンドブレーキに手をかけた……。明治末年、北海道旭川の塩狩峠で、自らを犠牲にして大勢の乗客の命を救った一青年の、愛と信仰に貫かれた生涯を描き、生きることの意味を問う長編小説。
Amazon商品紹介ページより引用
60代の会社の上司もこちらの小説が大好きだということですっかり意気投合しました笑
塩狩峠を読んで「おもしろい!」と思った方は次に「氷点」を読むのがおすすめです。
③藁を手に旅に出よう “伝説の人事部長”による「働き方」の教室
本書は、日本人なら誰もが知っている「寓話」を例に、「いかに自分が考えずに生きているか」に気づかされる痛快な1冊です。
小説とビジネス書の中間の形式をとっています。
ここで本書でも紹介されている寓話「ウサギとカメ」の考察の要約を一部ご紹介します。
たとえば「ウサギとカメ」の寓話からあなたは何を学びましたか?
「ウサギのように油断をしてはダメで、カメのようにコツコツ努力をすることが大事」なんて思っていないでしょうか?
ですがよく考えてみると、「たまたまウサギが寝たのでカメは奇跡的に勝った」だけであり、この勝負はカメにとってほとんど勝ち目はなかったはずです。
つまり、短絡的な感情から勝ち目のない勝負を挑んでいるカメは社会人としてアウトです。
これを会社という組織で考えると、もし会社の上層部がカメ体質で他社に勝負を挑んだら部下たちはたまったものじゃありません。だって99%勝ち目はないんですよ?
ここから学べることは「戦略を持つことの重要性」です。
~続きは本書で!
小説仕立てになっているため、ストーリー展開を追いながら楽しく学ぶことができます。
随所に挿絵もあるため、普段読書をされない方でも読みやすい1冊だと思います。
モノの見方の多様性が学べます!
まとめ
今回は「20代のあなたに読んでほしいおすすめ小説3選」をご紹介しました。
大学生や新入社員の方はこちらもおすすめです。
「カフェで読むのにおすすめの本を知りたい!」という方はこちらの記事をご確認ください。
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