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【2022年最新版】新卒・新社会人に読んでほしいおすすめ本5選!

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「新社会人になるにあたって何か本を読んでおいた方がいいかな…」

初めての社会人生活を控えた学生さんは不安と期待が混じった気持ちをお持ちのことでしょう。

そこで今回は「新社会人に読んでほしい!おすすめ本5選」をご紹介します。

実際に筆者が入社前に読んでよかったと思う本を5冊厳選しました。

気になった本は是非お手に取ってみてくださいね!

①藁を手に旅に出よう “伝説の人事部長”による「働き方」の教室

本書は、日本人なら誰もが知っている「寓話」を例に、「いかに自分が考えずに生きているか」に気づかされる痛快な1冊です。

ここで本書でも紹介されている寓話「ウサギとカメ」の考察の要約を一部ご紹介します。

たとえば「ウサギとカメ」の寓話からあなたは何を学びましたか?

「ウサギのように油断をしてはダメで、カメのようにコツコツ努力をすることが大事」なんて思っていないでしょうか?

ですがよく考えてみると、「たまたまウサギが寝たのでカメは奇跡的に勝った」だけであり、この勝負はカメにとってほとんど勝ち目はなかったはずです。

つまり、短絡的な感情から勝ち目のない勝負を挑んでいるカメは社会人としてアウトです。

これを会社という組織で考えると、もし会社の上層部がカメ体質で他社に勝負を挑んだら部下たちはたまったものじゃありません。だって99%勝ち目はないんですよ?

ここから学べることは「戦略を持つことの重要性」です。

~続きは本書で!

小説仕立てになっているため、ストーリー展開を追いながら楽しく学ぶことができます。

随所に挿絵もあるため、普段読書をされない方でも読みやすい1冊だと思います。

荒木さんの別著「世界倒産図鑑」も企業経営のツボが学べておもしろいおすすめ本です!

②伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い

こちらは「伝説の新人」を目指す、意欲ある新入社員におすすめしたい書籍です。

本書では、若いうちに仕事に打ち込むことの重要性・メリットが解説されています。

若いうちに仕事で突出することがなぜそんなに重要かというと、頭角を現した人からチャンスのスパイラルにはまり、後は自動的に成功者の道のりをたどることができるためです。

また、早めに「実績」という肩書を作ることができれば、社内だけでなく転職でも有利に働くでしょう。

「伝説」を目指すだけあって、書かれていることすべてを実践するのはなかなか難しいとは思いますが、会社員として成功したいなら知っておきたい知識が満載の1冊です。

これを読めば仕事のモチベーションが各段に上がるはず!

③なぜ、あなたの仕事は終わらないのか

効率的に仕事をこなすコツを知るには、伝説的なプログラマー・中島聡さんが書かれた「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」がおすすめです。

中島さんは、「ダブルクリック」「ドロップ&ドラッグ」などのWindows95の基本設計を行われた方です。

本書では「ロケットスタート時間術」を提唱されています。

これは、「午前中に重要な仕事をほぼ全て終わらせる」「仕事開始2割の期間で8割の仕事を完成させる」という中島さんオリジナルの仕事法です。

また「〆切は絶対厳守!完成度よりも〆切を守ることの方が大事」という考え方は社会人ならぜひ知っておきたい常識です。

「ロケットスタート時間術」は目からうろこでした。現在も意識して実践しています!

④世界で一番やさしい会議の教科書

「『会議の教科書』なんてどうせ『会議のテーマを明確にしましょう』とかありきたりなことが書かれてるんでしょ?」

なんて思わないでください!

本書は”会議進行者”ではなく「”参加者側”から会議を変える」画期的な本です。

さらに、参加者といっても「隠れファシリテーター」として悪目立ちすることなく、より良い会議に変えていくための具体的なノウハウがたくさん載っています。

会議を変えるための良い質問の仕方やサンプルがたくさん載っています。

すぐに次の会議で活かせるコツが満載の実践的な本です。

社会人になるときっと会議の多さに圧倒されると思います。本書を読んで、若手から会議の質を変えていきましょう!

⑤このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

「まだ新卒で就職したてなのにもう転職の本を読むの…?」と思われた方もいるかもしれません。

ですが、厚生労働省が2020年に報告したデータによると、「入社3年以内の離職者は約3割」です。

単純計算では「3年後には同期の3~4人に1人は転職している」ということです。転職はあなたにとっても他人事ではありませんよ。

そのため、新卒のうちから常に転職を念頭に働くことは非常に大切です。

本書でも述べられていますが、転職によって悪質な企業を市場から退場させることは、社会にとっても健全であり本来あるべき姿です。

新卒は「学校卒業」という明確なタイミングがありますが、転職は自分でそのタイミングを判断しなければなりません。

本書は、市場価値を考えた上で常に転職を選択肢として持っておくことを勧める本です。

ブラック企業で精神を病んでしまってからでは、次の一歩を踏み出すのに大きなエネルギーが必要です。常に転職を選択肢を持ちながら働くようにしたいですね。

まとめ

今回は「新社会人に読んでほしい!おすすめ本5選」をご紹介しました。

「ビジネス名著の内容をサクッと理解したい!」という方はこちらの記事も併せてご確認ください。

「大人としての教養を身に着けたい!」という方はこちらもおすすめです。

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