「宅建の具体的な勉強の仕方が分からない…」
「教科書を読んでも眠くなるだけ。申し込みはしちゃったのに本試験やばい…」
宅建を勉強している方によくある悩みですが、コツさえ押さえれば宅建は初学者でも十分取得可能な資格です。
この記事では「宅建のおすすめ教材&効率的な勉強法」についてご紹介します。
宅建に初学者から一発合格した筆者が教える勉強法なので、宅建の学習に行き詰っている方はぜひ参考にしてみてください。
まずは試験勉強に必要なモノを5つ揃えよう!
①宅建の教科書を買う
私は「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2022年度 」を使用しました。
資格大手のTAC出版の売り上げ1位本なので、これを買っておけば間違いありません。
教科書は網羅的に情報が載っているため、辞書代わりに使用します。
教科書はどれを買っても内容に大差ありません。
デザインやイラストが気に入ったものを購入すればよいでしょう。
教科書選びに時間をかけるすぎるのはやめましょう!
②要点まとめ集を買う
体系的に知識を頭に入れるときには「どこでも学ぶ宅建士出るとこポイント超整理」などのまとめ集を利用するのがおすすめです。
文章での説明が多い教科書とは異なり、まとめ集では図や関係式を利用して視覚的に理解しやすい工夫がされています。
自分が間違いやすいポイントなどをまとめ集に書き込めば、試験直前期に自分オリジナルの苦手ノートとして活用できます。
➂Youtube「ゆーき大学」をチャンネル登録する
インプット学習のメインとなるのがYoutubeです。
宅建解説系Youtuberの中でもダントツに分かりやすいのが「ゆーき大学」さん!
こちらのYoutubeでは無料で宅建に必要な知識を学習することができます。
最難関資格・司法試験合格者の方なので、法律の解説も非常に分かりやすく一つ一つ着実に理解しながら学習を進めることができます。
ただ、ゆーき大学では一部有料会員限定の動画があります。
例えば借地借家法の解説動画は無料視聴することができません。
ゆーき大学でカバーできていない論点は「棚田行政書士の不動産大学」で補いながら勉強しました。
棚田さんは宅建士の実務経験をお持ちの方なので、実践的な知識も学習と同時に身に着けることができます。
④宅建過去問アプリをスマホにインストールする
「宅建過去問」アプリでは無料で分野別の1問1答形式の過去問を解くことができます。
スマホにインストールしておけばスキマ時間にサクッと問題を解くことができるので非常に便利です。
ただ、何問か問題を解くと広告が流れる仕組みになっているので、「機内モード」にして広告をoffにして使用するのがおすすめです。
詳しい丁寧な解説もついているので、解いた直後にすぐその内容を復習することができます。
また、チェック機能を使えば、自信の無い問題や間違えた問題を後でまとめて復習できます。
➄総仕上げには「12年過去問題集」を使用する
「宅建は10年分の過去問をすべて解けるようになったら合格できる」と言われています。
試験直前期は年度別の過去問題集で知識の総仕上げをしましょう。
安定して40点オーバーが取れるようになるまで繰り返せば、合格はかなり確実だと思います。
具体的な勉強法
続いて具体的な勉強法をご紹介します。
ちなみに私がStep1~3に要した勉強時間は約300時間でした。
Step1 勉強1か月目→Youtubeで知識をインプットする
私は7月に受験申し込みをしてから、本格的に勉強を始めました。
まずは、ゆーき大学の動画を見ながら「宅建業法→法令上の制限→民法」(易→難の順)で知識のインプットをしました。
ここで重要なのは、1動画を視聴したらすぐにその分野の過去問を解くことです。
インプットのコツをまとめました。
●再生リストを活用して動画を視聴する
●新しい分野をYoutubeで学習したらすぐにその分野の問題を解く!
人間は忘れてしまう生き物です。新しいことを学習したら復習をしないとすぐに忘れてしまいます。必ず新しいことを学んだその日のうちに問題を解き知識をアウトプットしましょう。
Step2:勉強2か月目→アプリで問題を繰り返し解く
動画で知識をインプットしたら分野別の過去問をアプリで解きましょう。
最終的には満点を3回とれるようになるまで繰り返しアプリを解きます。
トータルで3回正解できると、★が3つ表示されこのような画面になります。
また、「ランダム出題機能」を使うと、時間がないときでも様々な分野の問題を横断的に解くことができるので便利です。
分野別過去問を解くときのコツをまとめました。
●スマホやタブレットで問題を解く!
寝っ転がりながらでも問題が解けるので、勉強への敷居がかなり下がります。特にスマホを使えばスキマ時間を活用して勉強を進めることができます。
●間違えた問題にはチェックをつけて、連続3回正解するまで復習し続ける!
翌日にはとけるようになっていても、1週間度にはほとんど忘れてしまっているのがオチです。何度も繰り返し問題を解いて脳に知識を定着させましょう。
●何度も間違える問題や苦手分野の知識はまとめ集に追記する!
苦手分野やよく間違えてしまう要点はまとめ集にメモしておきましょう。これが後々自分の苦手分野に特化したオリジナルノートとなります。これがあれば、試験直前期でも効率的に復習することが可能です。
●まとまった勉強時間が取れない日でも、1問でもいいから解く!
毎回全問解く必要はありません。勉強の習慣をつけることが大切です。
Step3 勉強3か月目→年度別過去問を繰り返し解く
分野別過去問アプリが8割方解けるようになったら、総仕上げに年度別過去問を解きましょう。
40点以上が安定してとれるようになれば合格はほぼ確実です。
私の場合、得点の推移は44→44→44→44→38→42→44→45→41→45→44→45→40でした。
まとめ
今回は「宅建のおすすめ教材&効率的な勉強法」についてご紹介しました。
宅建の合格率は10%と低い難関資格ですが、Youtubeとアプリを組み合わせて毎日勉強する習慣を身に着けることができれば、初学者でも十分合格できる資格です。
試験当日の流れについてはこちらの記事でご確認いただけます。
みなさんの合格を心よりお祈りしております。
何かご質問やリクエスト等ございましたらコメント欄で教えてください!
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