こんにちは!資格マニアのふーりんです。
今回は中小企業診断士1次試験受験生に向けた「経済学・経済政策」科目の独学勉強法についてご紹介します。

私は全くの経済初心者から学習をはじめ「経済学・経済政策」を80点で合格しました。
必要な教材3冊
まずはインプットにおすすめの教材をご紹介します。
①「速習!マクロ経済学・ミクロ経済学」 / 石川秀樹著
経済学は理系チックに理論を組み立てていかないと理解ができない科目です。
独学で教科書の文字を読むだけで理解するのは至難の業であり、誰かに教えてもらうのが一番理解が早いです。
そこで「速習! マクロ経済学・ミクロ経済学」を使用しましょう。
こちらは、経済学を勉強する公務員試験や公認会計士試験、中小企業診断士受験生に向けて書かれた書籍です。
こちらの書籍の最大の魅力は”教科書に沿った講義をYoutubeで無料視聴できる”点です!
石川先生が丁寧に解説してくださるので、1つ1つの分野を納得しながら学習を進めることができます。
講義中に「ここに線を引いてください」などの指示もあり、学生に戻った気分で楽しく学習を進めることができます。
2冊合わせて5,000円近くしますが、解説講義を無料でいつでも聞き放題だと思えばかなり安い買い物だと思います。
続いてアウトプットにおすすめの教材をご紹介します。
②過去問完全マスター / 過去問完全マスター作製委員会著
アウトプットには「過去問完全マスター 経済学・経済政策」を使用しましょう。
「経済学」分野に限らず問題を解くときは過去問完全マスターシリーズを買っておけば間違いありません。
過去問完全マスターシリーズが全受験生におすすめできる理由をまとめました。
- 学習分野別に問題を解くことができる
- これ1冊を解けば過去10年で出題された問題をすべて解くことができる
- 難易度がランク付けされているので学習の要点がつかみやすい
➂中小企業診断士 最短合格のための 第1次試験過去問題集 / TAC出版
試験直前1か月前になったらこちらで総仕上げを行いましょう。
こちらは過去問完全マスターのように学習分野別ではなく、年度別に問題がまとまっている点に注意してください。
普段のアウトプット学習には「過去問完全マスター」、試験直前期の仕上げに「最短合格のための第1次試験過去問題集」を使用します。
具体的な勉強法
Step1 「速習!マクロ経済学・ミクロ経済学」を使って知識をインプット
まずはYoutube動画を聞きながら教科書に書き込みを行い、知識をインプットします。
インプットのコツをまとめました。
●再生リストを活用して動画を視聴する
●動画は1.5倍速で視聴する
再生速度を早くすると、時短になるだけでなく、聞き逃さないよう頭をフル回転して集中して講義を聞くことができます。
●手を動かしながら動画を視聴する
「ここに線を引いてください」と言われた箇所には素直に線を引いてください。また教科書に書いていないけれど大切だと思った内容は必ずメモしましょう。手を動かしながら講義を視聴することで眠気防止だけでなく、記憶に定着しやすくなります。
Step2 動画を視聴した当日に学習した分野の過去問を解く
数学の定理を習っても問題を解かないと身につかないように、経済学も問題を解かないと本当にその分野の知識を身に着けることができません。
動画を視聴したら当日中に必ず該当分野の問題を解くようにしましょう。
また、間違えた問題は翌朝に必ず復習する習慣をつけるようにします。
連続で3回正解するまではその問題を解き続けるようにしてください。
Step3「最短合格のための 第1次試験過去問題集」で知識の総確認をする
試験1か月前の直前期になったら年度別の過去問を使って知識の確認を行います。
年度ごとに得点の推移を記録すると自分の実力が可視化できるのでモチベーションアップにつながります。
マクロとミクロどちらから勉強するのが良い?
どちらから勉強をはじめても特に問題ありません。
互いに独立した分野であるため、一方を勉強していなくても途中で行き詰ることはないためです。
強いて言えば、ミクロ→マクロの順に学ぶのが一般的です。
まとめ
この記事では「経済学・経済政策」の具体的な勉強方法についてご紹介しました。
「そもそも中小企業診断士の受験を迷っている」という方はこちらの記事をご確認ください。
みなさんの合格を心よりお祈りしております。
ご質問やリクエスト等ございましたらお気軽にご連絡ください!
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