前年度以前の参考書をお持ちの場合「最新の参考書に買いなおしたほうが良いのかな?」と迷われる方は多いと思います。
参考書といえど、教科書や問題集をすべて揃えると値が張るので、躊躇してしまいますよね。
しかし、多少高くついたとしても参考書は最新のものを使用すべきです。
そこで今回は「再受験する場合に参考書を買いなおすべき理由3つ」について解説します。
参考書は最新のものを使用すべき理由3つ
「参考書は必ず新しいものを使用」すべき理由は3点あります。
①古い参考書では法改正に対応できないから
②古い参考書では試験範囲改定に対応できないから
➂最新の参考書にすれば書籍以外にも特典が付く場合があるから
次章からは各理由について詳しく解説していきます。
①古い参考書では法改正に対応できないから
法律は毎年のように法改正が行われています。
最新の参考書を使用しない場合、自力で法改正部分を調べる必要があり、無駄な時間がかかってしまいます。
また、「法改正に対応できているかな…」と不安な気持ちがあると結局勉強に集中できなくなるため、これでは本末転倒です。
②古い参考書では試験範囲改定に対応できないから
法改正がない試験であっても、試験範囲が変更になっている可能性があります。
例えば、簿記試験では2007年以降8回もの改訂が行われています。
特に2015年からの3年間には大幅な改訂があり、簿記1級の試験範囲だった内容の一部が簿記2級に追加されています。
古い参考書を使用すると、そもそも試験範囲が全く異なる危険性があるので、買いなおしたほうが安心です。
③最新の参考書にすれば書籍以外にも特典が付く場合があるから
最新の参考書は、特典が付くケースが多いです。
例えば、簿記試験では、新しい参考書を購入すると「解答用紙ダウンロード」特典があり、何度でも解答用紙をダウンロードして繰り返し問題を解くことができます。
また、簿記では2020年よりCBT形式での受験方法が導入されました。
最新の参考書を購入すれば、「模擬試験プログラム」をWindowsにインストールして自宅でCBT形式の練習をすることができます。
他の試験で言うと、行政書士試験では「出る順行政書士 良問厳選 肢別過去問題集」を購入すれば、一問一答アプリをインストールしてスマホで問題を解くことができるようになります。
まとめ
今回は「再受験する場合に参考書を買いなおすべき理由3つ」をご紹介しました。
最新の参考書を購入するときは始めは懐が痛みますが、それさえ我慢すれば、あとは快適に勉強を進めることができます。
合格のために必要な出費だと割り切って、新しい参考書を購入して最短合格を目指しましょう!
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