「単語の暗記が全然進まない…」
「単語暗記のコツが知りたい…!」
英語が苦手な方なら一度は抱いたことのあるこの悩み。
英語に限らず語学の勉強では単語暗記を避けて通ることはできません。
この記事では私が単語学習時に意識している「単語暗記のコツ3選」をご紹介します。
1か月でTOEIC890点を取得した筆者が分かりやすく解説しているので、みなさんの単語学習のヒントになりましたら幸いです。
①とにかく単語帳を1周回す!
まずは単語帳を1周回すことを最初の目標にしましょう。
単語帳の章ごとに区切って「1週間で1章全部覚える!」と目標を立てると学習のペースがつかみやすいです。
実際の単語帳の回し方については後日記事を公開予定です。
②単語帳をまわすときはテンポを重視!
単語帳は記憶をひねり出しながら思い出すというよりも、一定のペースで単語帳を解き、何度も繰り返し単語に触れるようにしたほうが記憶に残ります。
何回も同じ単語に触れる機会を増やすことで、自然と記憶に残りやすくなり、結果として短時間にたくさんの単語を覚えることができます。
これは「エビングハウスの忘却曲線」から導き出される事実です。
人の脳は1度勉強したことでも、1日たてば約74%を忘れるとされています。つまり覚えたことを忘れてしまうのは人間なら当たり前のことなのです。ですから、忘れてしまったことをいちいち嘆いて落ち込むのはやめましょう。忘れたならまた覚えれば良いだけの話です。忘れたら覚える、のサイクルを何度も何度も繰り返すことで脳に記憶を定着させやすくなります。
➂五感を使ってからだでことばを覚えよう!
単語帳を覚えるときは、目で見るだけでなく必ず発音して覚えましょう。
屋外では必ずしも声を出す必要はありませんが、口パクでよいので必ず口は動かしてください。
ちょっと壮大な話になりますが、言語には「そのことばを使う人の文化やものの考え方を形成する力」があります。
みなさんも、実は知らず知らずのうちに日本語が作る文化に染まっているのです。
例えば、日本語の「主語が無くても文章が成立する」といった特徴は、日本特有の「はっきり物事を言いすぎるのは良しとしない、奥ゆかしい文化」の形成に役立った、と考えられます。
一方で、英語は必ず主語と述語がないと文章が成立しないため「はっきりと意思表示をする文化が醸成されやすかった」と捉えることができるのです。
私はシンガポールに短期留学していた際は2か月間ずーーっと英語を使って生活していました。すると、体に英語独特のリズムが身につくため「モノの考え方や表現の仕方が日本語を使っているときの自分と違う」という感覚を感じました。
つまり、言語を学習する時には「いかにその言語が持つ独自のリズムをからだで習得できるか」がカギです。
ことばとはしゃべってなんぼです!!
だまされたと思って、単語を覚えるときは必ず口を動かすようにしましょう。
コロナ禍のいまはみんなマスクをしているので、口パク暗記をしていても周りの人に不審がられないので安心です!
まとめ
この記事では「単語暗記のコツ3選」をご紹介しました。
2週間で700点→890点を達成したTOEICの学習方法はこちらの記事をご確認ください。
質問やリクエスト等ございましたらお気軽にご連絡ください!
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