TOEICは”Test of English for International Communication”の略で、日本語では英語資格として最も有名な試験です。
今回は、「社会人がTOEIC高得点で得られる5つのメリット」をご紹介します。
あなたが思っている以上に「TOEIC高得点」の肩書が持つ力は強力です!
ぜひ勉強のモチベーションアップにつなげてTOEIC高得点を取得しましょう!
私が英語が得意だったこともあり、1か月の勉強でTOEIC890点を取得できました!
TOEICの勉強法についてはこちらの記事をご確認ください。
TOEIC高得点は何点から?
TOEIC L&R公開テストの過去1年分の平均スコア・スコア分布を確認してみましょう。
平均スコアが611点なので、700点以上であれば高得点層と呼ぶことができるでしょう。
845点以上取れば上位10%になれます。
まずは700点、最終的には800点以上を目指したいところ!
①ハロー効果で周りに一目置かれる存在になれる!
「ハロー効果」という社会心理学の用語をご存知ですか?
「ある特徴的な印象に引きずられて、全体の評価が歪められてしまう効果」のことを指します。
具体例としては、「難関大学出身なら仕事ができるに違いない」「いつも身だしなみをきっちりしているあの人はきっと仕事ができる人なんだろう」といった思い込みが挙げられます。
ですが、よく考えてみると「難関大学に合格したこと」と「仕事ができること」は全く別の問題です。また、「身だしなみ」と「仕事ができること」も必ずしもリンクするとは言えませんよね。
このように、いかに私たちがハロー効果の影響を受けているかを実感できると思います。
これを利用しない手はありません!
つまり、TOEICで高得点をとれば、「きっと英語もペラペラなんだろうし仕事ができるに違いない」と周りを錯覚させることができるのです。
特に日本はTOEIC信仰がかなり根強い国なので、TOEIC高得点により得られる「優秀な人」認定はかなりオイシイです!
これは「錯覚資産」とも呼ばれるもので、自分の価値を高める非常に強力な武器になります。
興味のある方はこちらの書籍を読んでみてください。
ちなみに”Hello Effect”じゃなくて”Halo Effect”(Halo=聖人の頭上などに描かれる後光の意味)です。
②報奨金がもらえる!
TOEICスコアが高いと報奨金がもらえる企業があります。
有名どころでは、ソフトバンク、大和ハウス工業、日立造船、帝国ホテルなどが実施しています。
みなさんの所属する会社にも同様の制度がないか人事に確認してみましょう。
制度が充実している大和ハウス工業を例に挙げると、TOEIC700点以上で5万円の報奨金、950点以上で社費負担の海外留学もできるそうです。すごい!
③昇進・昇格に役立つ!
”TOEICのスコアを昇進・昇格の「要件としている」「参考としている」「新たに要件・参考とする可能性がある」企業の比率は、いずれの役職も4割前後です。(TOEIC 昇進・昇格の要件より引用)”
昇進の話が出てからTOEICの勉強をしていては遅いので、あらかじめ高得点を取っていつでも昇進できる準備をしておきましょう!
④転職で有利になる!
2019年に行われた「英語活用実態調査」によると、採用時に「TOEICスコアを考慮する」企業の割合は新卒時より約5ポイント上昇しています。
また、参考とするスコアも「620点」であり、新卒時よりも高いスコアが要求されています。
ハイキャリアを目指す方であれば、800点は欲しいところ!
⑤年収が上がる!
dodaの調査によると、TOEICの点数と年収の高さには相関関係があるでそうです。
もちろん、TOEICのスコアが高いからと言っていきなり年収が上がるわけではありません。
ただ、先ほども説明した「ハロー効果」により優秀な人材と評価され、大きな仕事を任される可能性が高くなるので、このようなデータが出ているのでしょう。
おまけ:全国通訳案内士試験で優遇される!
TOEIC受験後の更なるステップアップとして”全国通訳案内士試験”の受験もおすすめです。
この資格を取得すると、報酬を得て、通訳案内(外国人に付き添い、外国語を用いて、旅行に関する案内をすること)がすることができるようになります。
全国通訳案内士試験の合格率はわずか10%であり、難関国家試験の一つです。
TOEICで900点以上あれば、全国通訳案内士試験の1次英語筆記試験が免除されるため、合格率は各段にアップすることでしょう。
まとめ
今回は「社会人がTOEIC高得点で得られる5つのメリット」をご紹介しました。
具体的なTOEIC勉強のコツについてはこちらの記事をご確認ください。
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