TOEICは”Test of English for International Communication”の略で、日本語では英語資格として最も有名な試験です。
今回は、「学生がTOEIC高得点で得られる5つのメリット」をご紹介します。
あなたが思っている以上に「TOEIC高得点」の肩書が持つ力は強力です!
ぜひ勉強のモチベーションアップにつなげてTOEIC高得点を取得しましょう!
私が英語が得意だったこともあり、1か月の勉強でTOEIC890点を取得できました!
TOEICの勉強法についてはこちらの記事をご確認ください。
TOEIC高得点は何点から?
TOEIC L&R公開テストの過去1年分の平均スコア・スコア分布を確認してみましょう。
平均スコアが611点なので、700点以上であれば高得点層と呼ぶことができるでしょう。
845点以上取れば上位10%になれます。
まずは700点、最終的には800点以上を目指したいところ!
①大学や高専の単位認定に活かせる!
大学によってはTOEICの点数で単位取得ができます。
周りの同級生を尻目に、自分は英語の授業を取る必要がなくなります。
TOEICでの単位認定制度がある大学一覧はこちらから確認できます。
大阪大学や筑波大学などの有名大学でも単位認定制度があります。
大学入学時に配布された教養パンフレットを一度確認してみると良いでしょう。
学費免除になる大学もあるので要チェックです。近畿大学では1年間の授業料が全額免除になるケースもあるんだとか…!すごい!!
②就活で有利になる!
2019年に行われた「英語活用実態調査」によると、500社のうち半数以上の企業が「新卒採用時にTOEICスコアを考慮している」と回答しています。
このことは、まさに私も就活中に実感しました。
TOEIC890点で就活に挑んだ結果、エントリーシートはすべて通過しました。
面接時では必ず「TOEICすごいですね」と褒められ、手ごたえもばっちり!
実際に、内定獲得率90%超で就活無双できました。
楽天やANAなどTOEICスコアで足切りを設けている企業もあります。点数が低いと応募することすらできません…!
③教員採用試験で優遇措置が取られる!
教員採用試験では、TOEIC高得点者に優遇措置が取られている自治体もあります。
例えば、神奈川県教員採用試験(中高の英語)では、TOEIC730点以上あれば、第1次試験の筆記試験のうち教科専門試験を免除されます。
詳しくは「教員採用試験における活用状況[2021]」をご確認ください。
④ハロー効果で周りに一目置かれる存在になれる!
「ハロー効果」という社会心理学の用語をご存知ですか?
「ある特徴的な印象に引きずられて、全体の評価が歪められてしまう効果」のことを指します。
具体例としては、「難関大学出身なら仕事ができるに違いない」「いつも身だしなみをきっちりしているあの人はきっと仕事ができる人なんだろう」といった思い込みが挙げられます。
ですが、よく考えてみると「難関大学に合格したこと」と「仕事ができること」は全く別の問題です。また、「身だしなみ」と「仕事ができること」も必ずしもリンクするとは言えませんよね。
このように、いかに私たちがハロー効果の影響を受けているかを実感できると思います。
これを利用しない手はありません!
つまり、TOEICで高得点をとれば、「きっと英語もペラペラなんだろうし仕事ができるに違いない」と周りを錯覚させることができるのです。
特に日本はTOEIC信仰がかなり根強い国なので、TOEIC高得点により得られる「優秀な人」認定はかなりオイシイです!
これは「錯覚資産」とも呼ばれるもので、自分の価値を高める非常に強力な武器になります。
興味のある方はこちらの書籍を読んでみてください。
ちなみに”Hello Effect”じゃなくて”Halo Effect”(Halo=聖人の頭上などに描かれる後光の意味)です。
⑤全国通訳案内士試験で優遇される!
TOEIC受験後の更なるステップアップとして”全国通訳案内士試験”の受験もおすすめです。
この資格を取得すると、報酬を得て、通訳案内(外国人に付き添い、外国語を用いて、旅行に関する案内をすること)がすることができるようになります。
全国通訳案内士試験の合格率はわずか10%であり、難関国家試験の一つです。
TOEICで900点以上あれば、全国通訳案内士試験の1次英語筆記試験が免除されるため、合格率は各段にアップすることでしょう。
まとめ
今回は「学生がTOEIC高得点で得られる5つのメリット」をご紹介しました。
具体的なTOEIC勉強のコツについてはこちらの記事をご確認ください。
社会人が得られる5つのメリットについてはこちらをご確認ください。
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