こんにちは!資格マニアのふーりんです。
「FP(ファイナンシャルプランニング)試験ってどんな試験?」という方に向けて、FP試験の特徴や試験内容を分かりやすくご紹介します。
受験がオススメの人
FPはこんな方におすすめの試験です!
●家計改善のためにお金の勉強をしたい!
FPは家計レベルでお金を管理するための知識を学習します。一方、FPと並ぶ人気資格である簿記は、会社などの大きな組織でお金の管理をするための知識を学習する資格です。
●実は公的社会保険制度のこと正直よくわかってない…
社会保険制度の条件を持たしていれば、申請するだけでもらえるお金って実は世の中に結構たくさんあるんですよ(^^) あなたは最大限制度を活用できているでしょうか?
●ファイナンシャルリテラシーを高めたい!
老後2000万円問題が叫ばれるいま、お金の知識はすべての人にとって必須スキルです。お金の知識があると、いざというときに自分の身を守ることができます。
試験の特徴
●3級の場合、受験資格はありません
FP2級の場合は、FP3級取得もしくはFP業務2年以上実務経験などの受験資格があります。
●年3回(5月・9月・1月)実施
●試験実施機関は①FP協会②きんざいの2種類あるが、FP協会で受験するのが一般的
FPを生業にするわけでなければ、出題範囲が網羅的で一般的なFP協会を選択するのが一般的です。学科は共通の問題が出ますが、どちらの機関で受験するかによって、実技試験の出題内容が異なります。なお、”実技試験”とは言ってもマークシートの試験なのでご安心ください。学科と比べて、より具体的な事例問題が出題されます。
FP協会ときんざい、どちらで受験しても、難易度や合格率は大きく変わりません。気になる方は、両方の過去問を解いてみて自分が解きやすかったほうの実施機関に申し込んでも良いかもしれません。
試験形式
学科と実技の2科目あります。
●学科:マークシート四択問題60問(120分)
試験開始60分~終了10分前まで途中退室可能
●実技:マークシート三択問題20問(60分)
試験終了まで途中退室不可
※”実技”と言ってもマークシート試験です
学科も実技も、問題数の割に試験時間がとても長いため、すっっっごく時間に余裕があります。学科の場合、ほとんどの受験生が途中退室します。「時間がなくて解けなかった…」ということはまずありません。
試験科目
保険や相続など、いざというときに活用できる制度を幅広く勉強できます。
①ライフプランニングと資金計画:お金のマネジメント。法公的社会保険制度の仕組み
②リスクマネジメント:保険関係
③金融資産運用:債権、株式、投資信託
④タックスプランニング:各所得分類に対して税金がどうかかるのか。計算等
➄不動産
⑥相続・事業承継:相続金の割合計算等
試験問題例
試験問題例をご紹介します。
(例)相続において、遺産に関わる基礎控除額は「( )万円+( )×法定相続人の数」である
①3000、600
②2000、600
③3000、500
④1500、300
正解:①
このように、数字をきちんと暗記しなければ正解できない問題が多く出題されます。逆に言えば、正確に数字を覚えていれば必ず合格できる試験です。
合格基準点
学科・実技ともに6割の得点率で合格
まとめ
FPはマネーリテラシーを高めるのに非常に役立つ試験です。
興味を持たれた方は是非受験を検討してみてくださいね!
具体的な勉強のコツについてはこちらの記事からご確認いただけます。
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